小豆の会で、国際理解教育への思いを交流しました
令和6年3月2日(土)にJICA北海道(帯広)で、小豆の会が行われました。
「小豆の会」とは
平成12年10月「十勝が世界に誇る農産物『小豆の
ように世界に羽ばたく教員であろう』と発足。「日
頃多忙な教員が学校を離れて集い、非日常な話題を
共有する」をコンセプトに報告会や研修会といった
堅苦しいものでなく、気取らず、参加のしやすい雰
囲気と話題で世界に思いをはせながらのざっくばら
んな集まりです。どなたでもご参加いただけます。
小豆の会の前に役員会が行われ、今年度の反省と来年度の活動計画について話し合いました。
10:00より小豆の会が行われ、今回は、佐藤育子校長先生(音更町立音更中学校)、猪俣宏亮校長先生(幕別町立古舞小学校)、村松正仁校長先生(帯広市立大空学園義務教育学校)から講和をいただきました。



初めに、佐藤育子校長先生からニューヨーク日本人学校グリニッジ校の経験を、当時の写真を交えながらお話ししていただきました。アメリカ同時多発テロ事件が起こった時期の赴任で、大変貴重な危機管理に係るお話を聞くことができました。「日常を取り戻すことが児童生徒への最大の心のケア」「できるだけ明るくやろう」と心がけて対応したとのことでした。海外から日本を見ることで、日本の教育の良さを改めて学んで帰国したそうです。



次に、猪俣校長先生からドーハ日本人学校と上海日本人学校での経験をお話ししていただきました。在外教育施設派遣任期の中で2校の日本人学校を経験するという貴重な派遣だったようです。1校目はカタールのドーハ日本人学校で、日常生活は暑さとの戦いだったようです。中東は石油資源が豊富で日本には資源がないように思われるが、日本は人が資源、教育が資源だとお話ししていただきました。2校目の上海日本人学校では現地語がわからず、週2回言葉の勉強をしたそうです。やはりコミュニケーションを図るためには言葉が大切です。これらの経験は、カタールを語~るを略して「カタかた」という全352号の通信を作って子どもたちに伝えているそうです。



最後は、村松校長先生から台北日本人学校の経験をお話ししていただきました。村松校長先生は写真や資料ではなく、語りで経験を伝えていただきました。台湾には日本大使館が無いので、グリーンパスポートではなく普通のパスポートでの赴任だったようです。質の高い教育が求められ、生徒指導もしっかり行い、日本人としての誇りを持ちながら道徳教育にも力を入れたそうです。



講話後、会場から「これから在外教育施設派遣に臨むにあたり、面接試験に向けて準備すべきことは?」と質問があり、講師の校長先生から丁寧なアドバイスをいただき、和やかに小豆の会を終えました。
